LLMで100万行のソフトウェア開発II: WindowsとAndroidのオセロを同時に作る — 設計書を起点に、コードもテストも起こす

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  • 前作『LLMで100万行のソフトウェア開発への道』では、手法を解説し、なぜそうするのかを書きました。本書は、そのやり方を、アプリ 1 本を一から作りきるところまで、手順で書きます。題材はオセロです。WindowsとAndroidの両方に出します。要求を書くところから、設計書、テスト、コード、監査、そして作り終えたあとの変更まで、全部を通します。【利用者が書くのは、要求とRFだけです】設計書もテストもコードも、言語モデルが書きます。人が書くのは、要求と、それを割った細目(RF)だけです。あとは決めて、指示して、承認します。ただし、言語モデルの言うことは、そのままでは受け取れません。設計書に書いていないところは、勝手に埋められます。上と下が食い違えば、書き換えやすいほうを書き換えます。動いていないものを「動いた」と報告します。だから、通らなければ先へ進めない門(ゲート)を置きます。設計書が無ければコードは登録できません。テストが無ければコードは受理されません。心がけではなく、仕掛けで縛ります。【この本に書いてあること】プロジェクトを登記し、要求とRFを入れ、L1からL4までの設計書を書かせるまでの手順。データベースは人が設計します。表の形は、動かしてからでは直せません。決めるのは人で、言語モデルは形にする側です。設計書から、試験仕様と試験コードを自動で作らせる。コードは、そのあとです。監査を回し、出てきた数字を疑う。何を分母に、何件見て出したのかを聞く。作り終えたものを、変更要求(CR)を発行して変える。発行し、受理し、影響を分析し、承認し、実装し、完了させる。どこで人が決めるか。検査が黙る5つの形と、その塞ぎ方。測っていないことは、合格と同じ顔をします。【言語モデルの弱点は、設計書とデータベースと試験を扱って、初めて出てきます】下だけを直す。仕様を勝手に変える。決めていないところは、勝手に決まる。確かめずに、推測を事実として報告する。誤りが「無い」の側に偏る。目標を「解決」だと思っている。いちばん通りやすい語を選ぶ。前の本に挙げた12の弱点の言い換えではありません。設計書を起点に開発したから見えたものです。【動くものが、そのまま手に入ります】本書のオセロは、設計書もコードも組み立て済みのものも、公開しています。設計書に何が書いてあり、そこからどんなコードが出たのかを、並べて見比べられます。同じ設計書から起こしたFlutter版も入っています。開発環境(dev_mgmt)そのものもコードとアプリも公開しています。本書が題材にしている、その仕掛けです。【この本が答えないこと】ゲームを作るだけなら、この方法は要りません。よく知られた簡単なゲームなら、言語モデルに言うだけで作れます。本書が扱うのは、作り終えてから変えることです。規則が増え、記録が残り、人が使い続けるものを、どう作り、どう変えるか。【こんな方へ】言語モデルにコードを書かせているが、規模が増えると壊れる方。「動いているが、正しいか分からない」状態に不安がある方。設計書を起点にした開発の、具体的な手順を知りたい方。開発でAIをどう統制するかを考えている技術責任者。
Publication date September 20, 2026
Language Japanese
File size 11.8 MB
Enhanced typesetting Enabled
X-Ray Not Enabled
Word Wise Not Enabled
Print length 431 pages
Page Flip Enabled
Item Weight2 lbs (910 grams)

VÖRULÝSING

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